■大腸がん有無、おならで検査 名古屋大院准教授ら開発
2011-11-20


禺画像]大腸がん有無、おならで検査 名古屋大院准教授ら開発
  http://www.asahi.com/health/news/NGY201110120016.html
     Asahi.com > ライフ > 医療・病気 2011/10/12 
 名古屋大大学院工学研究科の八木伸也准教授(量子工学)らが、英科学誌ネイチャーの関連誌10月号の発表したところによれば、おならのガスの成分から大腸がんの有無を調べる手法を開発したと云う。

 八木准教授らは、2005〜07年・歯科医師の山岸一枝さんが代表を務める美白歯科研究会(東京都目黒区)と共同で、大腸がんの手術前の患者22人のおならの成分を調べた。採取する袋の内側に金属の微粒子をつけた1cm角の基板を取り付けてガス成分を吸着させ、広島大の放射光科学研究センターで成分を分析したもので、大腸がん患者のおならと、健康な学生ら38人のおならを比べたところ、大腸がん患者には硫黄原子を持つメチルメルカプタンが平均して10倍程度多く含まれていた。がんの進行が進んだ患者の方が、メチルメルカプタンは多かった。

 大腸がん患者のおならには硫黄分が多く含まれていて、原理を応用して息から肺がんも調べられるという。
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