■インフルの季節、乳酸菌飲料PR 効用うたわず工夫
2014-01-25


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     朝日新聞 > apital > ニュース > 2014/01/03
 インフルエンザの季節を迎え、乳酸菌を含んだ飲料の市場が活気づいている。予防などに「効き目」があると注目されているためで、でも商品の効能や効果を謳うことは薬事法で禁止されているため、各社は売り込みに工夫を凝らしている。

 「ヨーグルトR-1」は、明治が2009年12月に発売。乳酸菌の整腸作用はよく知られているが、「R-1」は、ウイルスと闘う免疫細胞を活性化するとされる「1073R-1乳酸菌」を含む。2012年頃からTVで、「効き目」が取り上げられて評判に。2012年度は2010年度の約20倍も売れたという。
 キリンビバレッジは、2013年12月、「プラズマ乳酸菌」シリーズを大幅に拡充。「風邪や受験の季節を意識して発売時期を決めた」(広報)。シリーズの炭酸飲料「守って!力水」は「受験生を応援」とPRする。
 カルピスは、2013年9月、乳性飲料「守る働く乳酸菌」を売り出した。
 両社は、効果や効能は直接PRしていないが、乳酸菌の研究結果はホームページなどで積極的に紹介している。

 ヤクルト本社は、2013年9月、22年ぶりにリニューアルした「Newヤクルト」の価格を引き上げ、乳酸菌の量を33%増やした。乳酸菌シロタ株には、免疫を高める効果があるという。競合他社の相次ぐ参入を、「この分野への関心が高まり、商品力が評価されるよい機会になる」と歓迎している。

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