禺画像]サメの肝臓の「スクワラミン」、肝炎などのウイルス抑制に効果
ジョージタウン大学メディカルセンター(Georgetown University Medical Center)教授(外科・小児科)のマイケル・ザスロフ(Michael Zasloff)氏が1993年に発見した小型サメの肝臓から抽出した「スクアラミン」について、米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)9月19日に掲載された論文によれば、シャーレで培養、もしくは動物に投与されたスクアラミンは、黄熱病ウイルスのほか、東部ウマ脳炎ウイルスやマウスサイトメガロウイルスを抑制したという。人に対しても、デング熱ウイルスの血管細胞への感染や、肝臓細胞を侵すB型およびD型肝炎ウイルスへの感染を抑制する可能性が明らかになったという。
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