この研究は、1950年以前に米メジャーリーグでプレーを始め、52年の選手名鑑に顔写真が掲載された野球選手230人について、微笑みの度合いを分類し、無表情な顔は「微笑なし」(63人)、口のまわりの筋肉のみが微笑んでいる顔は「部分的な微笑」(64人)、口も目も微笑んでおり両頬が上がっている顔は「満面の微笑」(23人)とした。
その結果、選手の平均寿命は「微笑なし」の人は72.9年、「部分的な微笑」の人は75年、「満面の微笑」の人は 79.9年だったことより、「微笑みの度合いが潜在的な気持ちを反映するという点で、感情が心の健康、身体の健康、寿命と密接に関連していることを示すほかの研究の結果とも合致していると分析している。
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