2006/06/21
禺画像]アレルギー反応引き金引く細胞、理研チーム突き止める
理化学研究所免疫・アレルギー科学総合研究センターの久保允人(まさと)氏らの研究グループが、21日発行の米科学誌「イミュニティ」6月号に発表したところによれば、アレルギー反応の引き金を引く役割を果たしている細胞の存在をマウスを使った実験で突き止めた。
その細胞とは、血液中に存在するものの、その機能がはっきりしなかった「記憶型T細胞」で、この記憶型T細胞は体内に入ってきた異物の刺激により、免疫グロブリンE(IgE)を作るよう指示を出す役目のたんぱく質(インターロイキン4)を産生し、アレルギー反応の引き金を引いているとしている。
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