この指針は、身体活動全般を速歩やジョギングなどの「運動」、日常の掃除や買い物などの「生活活動」に分け、「エクササイズ(Ex)」という身体活動量の単位を設定し、どの活動をどれ程度行えば必要な運動量が達成できるかを示したのが特徴で、運動習慣のない人でも、日常生活の中で活動量を増やして生活習慣病予防に取り組めるよう工夫している。
●1エクササイズに相当する運動の例における活動内容 | 時間(分) |
---|---|
ボウリング、バレーボール、フリスビー、ウエートトレーニング(軽・中強度) | 20 |
速歩、体操(ラジオ体操など)、ゴルフ(カートを使って)、卓球、バドミントン、 エアロビクス、対極拳 |
15 |
軽いジョギング、ウエートトレーニング(高強度)、ジャズダンス、エアロビクス、 スケットボール、水泳(ゆっくり)、サッカー、テニス、スキー、スケート |
10 |
ランニング、水泳、柔道、空手 | 7~8 |
●1エクササイズに相当する生活活動の例における活動内容 | 時間(分) |
普通歩行、床掃除、荷物の積み下ろし、子供の世話、洗車 | 20 |
速歩、自転車、介護、庭仕事、子供と遊ぶ(歩く/走る、中強度) | 15 |
芝刈り(電動芝刈り機を使って、歩きながら)、家具の移動、 階段の上り下り、雪かき |
10 |
重い荷物を運ぶ | 7~8 |
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